みなさんこんにちは!
今日は最近読んだ、とても好きな本を紹介しようと思います。それは太宰治(だざいおさむ)の『人間失格』(にんげんしっかく/ No Longer Human)という本です。
太宰治は日本の20世紀の文豪です。1909年に生まれ、1948年に自殺したこの作家の作品は自伝的です。『人間失格』にも、そのモチーフが現れています。太宰は本の中で、戦争や、人間性などについて書いています。
人間失格は、葉蔵(ようぞう)という人の日記のような本です。主人公は子供の頃から、大人になるまで、自分の人生を語ります。その人は子供の頃から、人間がわからなくて、とても怖がっているので、だんだん社会からはずれて、自分は人間ではありえないとずっと思っています。そのため、葉蔵さんは年をとって、ますます、絶望します。
『人間失格』は明るい本ではありません。それでも、私にはたくさん好きな理由があります。まず、太宰の文調は、人間の状態を上手に伝えています。その人の本を読むと時々、「その気持ちはよく分かる」と思います。そして、主人公の痛みにますます共感をします。痛みや悲しみの理由を全部語ってくれるので、読者もその気持ちを感じられます。それでも、太宰先生の文調のおかげで、悲しみの中にも、人生の素敵さを感じられます。私にとっては、感情を強くあらわす葉蔵さんは、とても人間らしいです。
自伝的小説が好きな人は、ぜひ読んでみて下さい。
それから、『人間失格』は漫画や映画、アニメなどになったこともあるようです。それらの改作はどうだかわかりませんが、もし興味があったら見て下さいね!
1.20世紀(にじゅせいき):20th century
2.文豪 (ぶんごう):literary master
3.自殺する(じさつする):to commit suicide
4.作品(さくひん):works
5.自伝的(じでんてき):autobiographical
6.主人公(しゅじんこう):protagonist
7.絶望する(ぜつぼうする):to despair, lose hope
8.文調(ぶんちょう):writing style
9.状態(じょうたい):condition
10.共感する(きょうかんする):to sympathize
11.感情(かんじょう):feelings, emotions
12.改作(かいさく):adaptation (ex: movie adaptation)
写真のクレジット:
ポトレ:https://en.wikipedia.org/wiki/Osamu_Dazai
映画:http://blog.goo.ne.jp/pax01_lagf/e/de0b38d7c540e1c652b0f50140697128
アニメ:http://tarax40.at.webry.info/200911/article_5.html
「人間失格」が好きなんですか、、、。あまりに暗すぎて、私はこの本を最後まで読めませんでした。太宰治の本なら、「御伽草子」が一番好きです。いつか読んでみてください。
LikeLiked by 1 person
うえさか先生、コメントありがとうございました。私は人間失格の大詰めがとても好きだから、最後まで読まなくて残念ですね… でも確かに暗すぎて読むと少し悲しくなる本ですね。
「御伽草子」聞いたことがあります!そうだったら調べなきゃ。私は今太宰の短編集を読んでいますよ。やっぱり太宰が好きなんですよ!
LikeLike
大学の授業で、太宰治の人生について勉強したことがありますが、その時、「ちょっと家族がかわいそうだな。」と思いました。太宰治の娘さんたちも作家になって本を書いているので、読んでみて下さい。どちらが好きかくらべたら楽しいかもしれません。太田治子(おおた はるこ)と津島佑子(つしま ゆうこ)という作家です。
LikeLike
私も家族がちょっとかわいそうだね、と思います… それでやっぱり悲しい人生になってしまいますね。
娘さんたちも本を書くって知らなかった!英訳されたかな?調べます!
LikeLike
私は今学期に日本研究の授業を受け、三島について多くのことを勉強するので、私も太宰治に興味があります。
彼の人生と本の両方がとても悲しい!
LikeLike
そんな授業面白そうですね!三島読んだことありますよ!しかも、同じく三島を読んでから太宰も読みましたよ☺ ユチェンさんもこんな本が好きですね~
LikeLike
太宰治さんはとくいな作家でしたね。
僕は太宰治さんにもっと知りたいです。
私は『人間失格』を読みしょう。
太宰治さんの人間性のびょうしゃはとても面白そうです。
その本はかんじょうてきそうです。
かいさくはすてきですか。知りません。
ありがとうございます。
LikeLike
リプ遅くてすみません!暗くても興味深い本です!読んだら語ってくださいね!☺
LikeLike
私は大学の一年生の時に『人間失格』を読みました。おおば ようぞうは幸福を恐れって、『生まれて、すみません』の考えをもっています。ようぞうの人生は本当に疲れていましたが、感情がすべて真実だ、とても悲しいんです。
LikeLike
リプ遅くてすみません。読みましたか!私もその感情の深さを感じられました… そこが一番悲しかったよね…
LikeLike