猫の駅長

日本でキャットカフェや猫島など、たくさんおもしろい猫のビジネスがあります。でも、最もおもしろい猫はきし駅の「SUPER STATION MASTER」です。

そうですよ。和歌山県のきしがわ線のきし駅で、駅長は人ではなくて、猫です。どうやって猫が駅長になったと思いますか。それはおもしろい話です。

2004年に、きし駅はお金の問題があって、大変でした。その時、こやまという駅員が駅の隣に住んでいた野良猫を心配しました。「この猫は駅員と乗客に飼われるから、駅がなくなったら、どうやって食べる?」と心配して、猫を家に連れていって、「たま」と名を付けました。

2006年に、たくさんの駅員は仕事をなくました。来年、駅員は「駅長を選んで」と言われて、たまを選びました。駅長は乗客に挨拶したり、制服を着たりします。お金の代わりに、たまは食べ物をもらいました。

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【制服を着ているたま】

その後に、たまを見るために、乗客の数が増えました。町に11億円を招きました。頑張る働いたことに感謝するために、「スーパー駅長」になりました。たまにオフィスをあげて、助手が二匹来ました。助手は母の「ミーコ」と兄弟の「ちび」でした。

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【たまのオフィス】                                    【オフィスの中のたま】

2009年にたまは電車に描かれて、2010年に駅の建物は猫の顔に作られました。

 

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【たま電車】

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【きし駅の新しい形】

2012年に、たまは「ニタマ」という若い猫に仕事のことを教え始めました。

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【先生と学生:たまとニタマ】

にニタマに紹介された三年前に、たまは死にました。大きい葬儀式 をして、たくさんの人が来ました。そうして、「名誉永久駅長」に名をつけて、猫の神社で埋められました。

今、きし駅でニタマはたまの仕事を続いています。その駅に行ったら、二代目猫の駅長に会えます。

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【たまの葬儀】

https://en.wikipedia.org/wiki/Tama_(cat)

http://www.cateyes.com/say-hello-to-nitama-japans-second-feline-station-master/

単語:

駅長: Station master

野良猫: stray cat

乗客: passengers

名を付ける: give (someone) a name

選ぶ: choose

挨拶: greet

制服: uniform

招く: beckon in

助手: assistants

建物: building

葬儀式: funeral

名誉永久駅長: Honourable Eternal Station Master

埋める: bury

十二国記(本とアニメ)

今日のポストは「十二国記」(じゅうにこくき、英語で:The Twelve Kingdoms)という本が8冊あります。8冊の中で、最初の4冊はアニメになりました。TokyopopとKondashaが英語にほんやくしたから、十二国記の本はカナダでも読めます。

十二国記はほかの世界のファンタジーの話です。十二国記の世界では、いろいろなことは私達の世界と違います。例えば、動物に変われる人がいて、山に「妖魔」(ようま)という怖い化け物がいます。その世界の文化は遠い昔の中国の文化のようです。

最初の本は「月の影 影の海」(つきのがげ かげのうみ、英語で:Shadow of the Moon, Sea of Shadow)です。ある日、東京で 陽子(ようこ)という高校生は妖魔におそわれて、不思議な男に十二の国の世界へ連れて来られました。その世界に入った時、男がすぐいなくなったから、陽子は知らない世界に一人になりました。そこから、陽子は人と妖魔に狙われながら、十二の国のことを習って、日本に帰る方法を探します。知らない世界で迷っている間、陽子は自分の弱The Twelve Kingdoms.jpg点を見つけて、人として成長します。

第4冊めと6冊めの本が陽子の話を続けます。その本の名前は「風の万里 黎明の空」(かぜのばんり れいめいのそら、英語で:A Thousand Miles of Wind, The Sky at Dawn)と 「黄昏の岸 暁の天」(たそがれのきし あかつきのそら、英語で:The Shore at Twilight, The Sky at Daybreak)です。ほかの本は別のキャラクターの話を伝えます。

2冊めの「風の海 迷宮の岸」(かぜのうみ めいきゅうのきし、英語で:Sea of Wind, Shore of the Labyrinth)は、少年が日本から十二の国に帰って、ある国の王を選びます。

3冊めの「東の海神 西の滄海」(ひがしのわたつみ にしのそうかい、英語で:Sea God in the East, Vast Sea in the West)は、ある国の王が国の危機を解決します。

5冊めの「図南の翼」(となんのつばさ、英語で:The Aspiring Wings)は、少女が自分の国の女王になるために、危険な旅に出発します。

7冊めと8冊めは短い話の短編集です。

アニメも「月の影 影の海」に始まります。でも、本とちょっと違っています。アニメで 陽子は一人じゃなく、二人のクラスメートも十二の国へ連れて来られました。テレビで、主人公が話せる人がいなかったら、つまらないんです。でも、クラスメートはいつも文句を言ったり、陽子に困らせたりするから、私は二人がきらいです。そのせいで、本を何度も読んだのに、アニメは一回だけ見ました。

本と違うのに、アニメもおもしろいと思います。興味があったら、本を読んでみて、それともアニメを見てみてください。


Vocab:

世界(せかい):world

ファンタジー:fantasy

例えば(たとえば):for example

変わる(かわる):change

化け物(ばけもの):monsters

(…に) おそわれて:be attacked (by… )

不思議(ふしぎ):mysterious

(… に)狙われる(ねらわれる):be targeted (by…)

方法(ほうほう):method

弱点(じゃくてん):weaknesses

成長する(せいちょうする):to mature

危機(きき):crisis

解決する(かいけつする): resolve

短編集(たんぺんしゅう):collection of short stories

主人公(しゅじんこう):protagonist

(…に)困らせる(こまらせる):to cause trouble (for …)

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Twelve_Kingdoms